資格を取っただけで終わらせないアロマの先生 小池まゆみです
「アロマの先生なのに、精油をあまり勧めませんね笑」
生徒さんに言われて苦笑いしたことがあります。
アロマの教室なのに精油をお勧めしない、、、たしかに変ですよね。
なにがなんでもアロマ(精油)ではありません
アロマを教えてるのに、アロマ(精油)をアレヤコレヤとお勧めしないのは少し不思議かもしれませんね。
たしかに、ここ最近の生徒さんには、アロマテラピーで登場するアロマ(精油)以外のものをお勧めすることが増えています。
たとえば、キャリアオイルだったりハーブウォーターだったり。
アロマテラピーで使用するのはアロマ(精油)だけではありません
そして、アロマ(精油)を使うことが、必ずしもいいと限らないケースがあります
精油を勧めないのはどんなとき?
私が生徒さんに精油の使用をお勧めしないのはこんな場合です。
1.お肌の状態がよくない
2.乳幼児や高齢者、妊娠中など特別な状態にある
まず「1.お肌の状態がよくない」場合について。
お肌の状態がよくないというのは、傷がある、かなり荒れているなど皮膚のバリア機能が下がっている状態のことです。
そもそも精油はそれなりの刺激物なのです。
その刺激物を、たとえ植物油で薄めたとしてもバリア機能が下がっているお肌に塗るのは新たな皮膚トラブルを引き起こす可能性があります。
そのため、たとえばアトピー性皮膚炎で肌の調子がかなり悪いとか、思いっきり掻きこわしてお肌がグチュグチュしているというという状態の方に精油を使ったケアはお勧めしていません。
次に「2.乳幼児や高齢者、妊娠中など特別な状態にある場合」についてです。
先ほども書きましたが、そもそも精油は刺激物なのです。
乳幼児は成人に比べてお肌が強くないですし、高齢者は加齢によりお肌のバリア機能が低下している傾向にあります。
ですからやはり、精油をお勧めしないケースがあるのです。
また、乳幼児や高齢者にとっては皮膚への刺激だけでなく、精油の作用がそもそも強すぎるケースがあります。
健康な成人と比べたら代謝機能に負担がかかりやすい乳幼児、代謝機能が落ちてきている高齢者。
身体への負担がどう出るか?明確なデータがないからこそ慎重になります。
妊娠中の方も同じです。
妊婦さんはもちろん、赤ちゃんにどれくらい影響を与えるかはっきりわからないので積極的にお勧めしていません。
メリットとデメリットを考えて
物事にはメリットとデメリットがあります。
アロマテラピーも同じ、メリットもデメリットもあるものです。
なにがなんでもアロマじゃなくちゃダメ?
それ、デメリットのほうが上回らない?
冷静に、バランスよく考えてアロマテラピーとお付き合いしてくださいね。
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